沿革
1991年より、指物(※1)職人として、節句飾り、茶道・華道道具、調度品といった伝統工芸品を製作してきました。近年は職人を雇用し、従来の伝統工芸の技法を斬新なアイデアで組み合わせ、今までになかった建築内装用パネル等を製作しております。
そのひとつが「立体組子細工(※2)」で、指物の技術と組子の技術を合体させた、当事業所のオリジナル看板商品となりました。
※1 釘などの接合道具を使わずに、木と木を組み合わせて作られた家具・建具・調度品などの総称でありその技術です。
※2 従来欄間や書院障子などの日本家屋に多く用いられてきた、釘を使わずに木を組み付ける組子技術を立体的に制作した当事業所独自の技術です。その代表的なものがパレスホテル東京の神殿(挙式場)です。天井から壁面まですべてパネル化した伝統的な木工装飾で飾ることに成功しました。
会社概要
- 企業名
- 株式会社 村山木工
- 代表者名
- 村山伸一
- 所在地
- 京都市右京区京北比賀町亀ノ甲20
- 電話番号
- 075-853-0481
- FAX
- 075-853-0481
- 創業
- 1991年4月1日
- 設立
- 2017年10月1日
- 業種
- 木工芸品製造
各種登録
- 電気スタンド笠
- 意匠登録 第1557442号
- 装飾パネル
- 実用新案登録 第3193565号
近年の受注実績
[2015年]
当事業所はじめてのデザイン、図案制作から実物製作まで全て自前の仕事となった日本料理店のパネルと照明があります。また東京駅八重洲中央口にオープンした「ビューゴールドラウンジ」の組子アートパネルを製作しました。その後「グランドプリンスホテル新高輪」メインロビーリニューアル、「ザ・リッツ・カールトン東京」案件に携わっています。
[2014年]
「ANAクラウンプラザホテル広島」で、京都府内産ひのきを使い伝統技法を用いた結婚式場用巨大アーチパネルを製作。ひのきパネル4,000枚をつなぎ合わせ、2m×1mのパネルを120枚製作し、全長19m 幅7m 高さ6mで、バージンロードと参列者席を柔らかく覆うアーチパネルです。この結婚式場は後日「木漏れ日チャペル」と名づけられました。
※「木漏れ日チャペル」は下記賞典を受賞しています。
設計・日建スペースデザイン 藤井崇司
図案・齋藤上太郎
- Leaf Awards 2015 大賞(Refurbishment of the Year部門・主催 Arena International Events Group)
- Architizer A+AWARDS Special mention 2015
- IIDAアワード(米)金賞
[2013年]
「品川プリンスホテル さくらタワー」全客室にアートパネルを納入しました。
おもな製作・納入事例
- 2011年
- パレスホテル東京
- 2012年
- 京都センチュリーホテル
- 2013年
- ザ・リッツ・カールトン京都
- 2014年
- ANA クラウンプラザホテル広島
- 2015年
- 東京駅八重洲中央口ビューゴールドラウンジ
ザ・リッツ・カールトン東京
個人別荘B邸(軽井沢) - 2016年
- グランドプリンスホテル新高輪
シンガポール和食レストラン「MIZUKI」